耳鼻科で使われる吸入器には

吸入器耳鼻科で使われる吸入器には、それぞれの用途に応じて調合された薬品が含まれています。
耳鼻科では、患部の治療のためにネプライザーと呼ばれる吸入器が使われます。鼻炎・副鼻腔炎および咽喉頭炎などの呼吸器疾患に用いられることが多く、蒸留水にベストロン・リンデロンなどのそれぞれの用途に応じて調合された薬品を混ぜて使用します。ここが、家庭用の吸入器と大きく違うところです。ホットシャワーなど家庭用吸入器ではそれぞれの用途に応じて調合された薬品を入れることはできません。

粘膜を潤し拡張させ、鼻やのどの通りをよくしてくれます。それぞれの用途に応じて調合された薬品は、他にも血管収縮剤や抗生物質、ステロイド剤、酵素剤、気道粘液溶解剤などが用途に応じて用いられます。喘息の患者さまなど、吸入器を使用するとさらに発作を誘発することもありますので、家庭用吸入器を使う場合は必ず医師に相談してから使用するようにしてください。

耳鼻科でよく使われるultrasound吸入器
耳鼻科での吸入器には、jet式とultrasoundとがあります。jet式の吸入器は、強力かつ高速の空気流を作り出すための圧縮ポンプを使い、霧吹きの原理で細かな水滴を作り出し、患部に噴霧していきます。

一方、ultrasoundの吸入器は、超音波振動子によってそれぞれの用途に応じて調合された薬品を破砕、液滴にし、それをファンによる風にのせて噴霧していきます。ultrasoundでは、粒子をかなり小さくすることができるので鼻咽咳、下咽頭、喉頭までしっかり噴霧することができます。最適な粒子径は5ミクロンといわれています。(ホットシャワーで作られる粒子径は5ミクロンです)

A&Dでは、後者のultrasoundを初めて家庭用吸入器に取り入れました。それにより、生理食塩水も使えるようになり、体液と同じ濃度の液体で刺激の少ない吸入ができるようになっているのです。

耳鼻科の吸入器でよく目にする吸入口
耳鼻科では、病状にあわせて吸入口はのど用(口からミストを吸入)と鼻用(鼻からミストと吸入)に分けられています。口にくわえたり、鼻の穴に差し込んで吸入することで、より奥にミストが届くようになっています。

小さいお子さまは、鼻用の吸入口を嫌がるケースも多いので、使いやすいようにのどと鼻をいっぺんに覆えるマスクタイプの吸入口がよく使われます。 ホットシャワー3やホットシャワー5では、このマスクタイプの吸入口で、喉と鼻の両方に働きかけることができます。